すまい手帖

暖房器具どうする?
2018年2月23日

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今日は、暖房のお話です。

随分あたたかくなってきましたので、

暖房のお話しは、最後かな?

 

今年は特に、たくさんの雪も降りましたし

「なんとかしてあたたかくしたい!」

という、リフォームや暮らしのご相談も

多くいただきました。

 

「我が家であれば、

どのくらいの大きさのストーブをつけたらよいですか?」

という、新築のお客様とのやり取りも、ございます。

 

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そのお家の性能や、

ご家族の暮らし方、体感温度によって

様々ですので、個別にご相談承っていますが

 

一つの目安の「計算式」がございまして、

「え!?」と、計算式と聞いただけで

拒絶しないでくださいね。

 

ズバリ!

Hmax= n×(t1-t2)×Q×㎡

です!

 

求めたいものが、Hmaxです。

暖房設備容量のことです。

 

分かりやすく言いますと、

4000でしたら、およそ

4キロの暖房出力が必要ということになります。

 

t1は、暖房設定室温。

室温を何度にしたいかですね。

これは20度でしてみましょう。

 

t2は外気温です。寒い日、0度で設定してみましょう。

 

Q!

でました!値!

 

これは、是非、

弊社設計士の熊野

根ほり葉ほり、聞いてみてほしいところです。

 

ここでの説明は・・・割愛させていただきますが(^^;)

端的に言いますと、その家の断熱性能がわかる

一つの指標で、

ちなみに弊社の建てる新築住宅は

 

1.7!

 

低いほど、性能が良いのですが、

この1.7、なかなかの数値なのです!(エッヘン!)

 

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それから、㎡は、床面積ですね。

わかりやすく100㎡としましょう

(約30坪)

 

最後になりました

これは、補正係数で、

n=√24/暖房時間

となり、

つまり、一日のうち、

どのくらい暖房をつけるかということです。

 

24時間点けっぱなしですと

n=1となりますが、

共働きのお家ですと

一日のうち、点ける時間は

8時間くらいかもしれませんね。

そうしますと、

n=1.7となるわけですね。

 

まだ、読んで下さっているあなた!!

ありがとうございますm(_ _)m

 

さて、では、それらをあてはめてみましょう!

 

Hmax=1.7×20×1.7×100=5780

 

でました!

 

30坪の床面積で

三宅建築工房の家の暖房、

およそ5.7キロのものが必要ということになります。

 

「Q値」が良いほど、小さな暖房で済むということで

お分かりかと思います。

 

あとは、どのくらいの時間点けるかも

関わってきます。つける時間が長いほど、

nの値が小さくなりますから。

 

それから、設定温度の問題もあります。

20度であったかいという人もいれば、

23度であったかいという人もいます。

 

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ちなみに、うちの自宅は、築50年の家で

薪ストーブをつかっていまして、

 

その薪ストーブで、

23㎡のダイニングキッチンを一生懸命あたためてますから

逆算したらQ値が出ると言うわけで

 

薪ストーブが、おそらく8キロはあるかと思いますので

Q=8000/23×20=17.3!?

 

Q値が17.3とかいう値になります!?

これは、熊野もびっくりかもしれません。

 

 

「子供を育てる、家を造る。」

三宅建築工房

HPはこちらから↓
https://miyake-koubou.com/

飯塚市の注文住宅
木の家をつくる工務店

 

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福岡県飯塚市椋本にて2006年創業

杉を使う。パッシブデザインをする。

を2大テーマに現在2017年5月で12期目

 

 

【企業理念】

 

「子供を育てる、家を造る。」

家を造るコトと子供を育てるコトを
同格に捉え 我々は真摯に
家造に取り組みます。

子供とは常に変化し 成長するもの、
絶え間なく変わり続ける
自然のようなものと
捉えています。

技術や価値観が急速に変化していく中
自身や周りの変化を積極的に受け入れながら
笑顔をもって 他との意思疎通をはかり
顧客にとっての豊かな暮らしを提案します。

我々は 豊かな暮らしを提案することが仕事であり
受動的でありながら
主体性を発揮する組織です。

 

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【業務内容】

 

「豊かな暮らしのご提案」
温熱環境に特化し 自然素材で仕上げ
パッシブデザインを設計の軸にした家づくり。

1 パッシブな新築住宅の設計施工
2 既存住宅の買い取り パッシブリノベし再販
3 お客様の住いのお困りごと相談 改善提案
4 アトリエMにて豊かなコトの提案

 

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1 パッシブな新築住宅の設計施工

 

Heat 20 G 1 グレードを基準とし 
飯塚市内において
冬場の最低気温が0度の時 
無暖房6時間で-4度の家を目指して造る。
夜11時に20℃で暖房を止めて
明け方5時に16度。
無垢材 ホタテ漆喰で室内を仕上げる。

 

2 既存住宅の買い取り パッシブリノベし再販

 

今ある中古住宅を買い取らせていただき
温熱環境を改善し
自然素材で新たに価値を付け加え
再販する。
使えるものは使い 直すところは直す。

現在買い取り物件募集中。

 

 

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3 お客様の住いのお困りごと相談 改善提案

 

地域に根差すものとして 関わりをいただいている方の
住いに関する悩み事を解消したい。
困っていること 悩んでいること こんなことしたい!
いつでも ご相談ください。
店舗併用住宅 事業関連建築も。
今は 事業計画も無料で相談に乗らせていただいています。

 

4 アトリエMにて豊かなコトの提案

 

「五感がよろこぶひとときを・・・」
をコンセプトに、
人が集まり、豊かな時間を過ごすためにうまれたAtelier.M。
三宅建築工房のコンセプトを発信しつつ、人々の持つ「五感」が
豊かに喜ぶ、そんな空間となりますように
食文化の講習や習い事の教室、コンサートなどの
イベントを開いております。
https://miyake-koubou.com/atelier_m/

 

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【施工範囲】

 

事務所から1時間の範囲
筑豊地区
北九州地区南部
京築地区西部
福岡地区東部
筑後地区北部 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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