丸ちゃん

手刻みの家づくり
2021年2月5日

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おはようございます、まるもです!

 

昨日は、数件、田川にお住まいのオーナー様を訪問させていただきまして

 

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久しぶりにお会いできてありがたい一日となりました。

 

 

途中、刻み場に立ち寄りました。

 

現在着工中の新築現場の構造材を

全て大工部で加工しています。写真のような「仕口(しぐち)」と呼ばれる

ブロックのような凹凸をつくっていき、組み合わせて家を建てるのですが

近年は、機械化が進み、機械でこの仕口を作ることが通例となってます。

 

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このような加工をするには、それを作れる技術、知識、経験、道具など

必要になってくるのですが、そもそも手間がかかることで、

それに代わる「プレカット」とよばれる、機械加工が世の中にはありますから

わざわざこの手間をかける必要があるのかどうか、という話に

なります。

 

大工部の棟梁46歳

「たぶん、墨付け経験がある最後の年代じゃないんかな」

と、晶さんは言います。墨付けというのは、手刻みをする前に、

墨で木材に印をつけていくこと。その線に沿って刻んでいきます。

 

大工部には若手大工さんが何人かいてくれます。

プレカットと手刻み、どっちがいいの?

 

というのは置いておき、

温故知新、伝統的な技術を体得することで、

技術の向上はきっと・・

というか、必ずあるのだと思います。

そういった意味でも、今回は、

「挑戦」ということで、色々させていただいているところです。

 

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