早野さん

灯り。
2017年4月12日

昨夜の月には目を奪われました。

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こんにちは。早野もーちゃんです。

 

人間の目は明順応暗順応があり、暗い所から急に明るい所に出たとき、まぶしさがしだいに薄れ、明るさに慣れて物が見えるようになることを

明順応、逆に、暗い所で目が慣れて、しだいに物が見えるようになることを暗順応といいます。

明順応の方が暗順応に比べ、一般に速やかといわれています。

 

なので、夜、玄関がリビングなどの居室より明るいと、部屋に入った際、暗く感じ、更に居室の照明を明るくする傾向があるようです。

人によって明るさに好みがありますが、やはり家を建てるにあたって照明の存在は大きいように思います。

 

あまり随筆には馴染みがないのですが、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」は何度も何度も読み返しています。

読みながら文章で描かれている空間に溶け込むような感覚になります。

 

先日お施主様より「楽しみにしていた陶器のランプシェードが届きました。」と写真を頂きました。

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お施主様の「良い雰囲気になること間違いなし!」の一言を聞き、灯りとは空間を造るものの一つなのだと、

その空間が豊かさの一つになるのだと、改めて感じました。

もうすぐこの陶器のランプシェードにあかりが灯ります。。。

 

 

 

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