Atelier.M

色水
2011年7月28日

 

いただいた、グラジオラス。

夏色の花を見ると、『色水いろみず』という言葉を

思い出します。

娘たちがまだ幼かったころ、

夏になると、『いろみずつくろう。。。』と、よく誘われました。

かごを持ってあちこちきれいな色の花を探したものです。

もう終わってしぼみかけた花を選んで、水と一緒にガラス瓶に入れます。

棒で花の色が出るようにつついていると、

少しずつきれいな色に変ってきます。

日が経てばあせてゆく、刹那的な色。

大人の私は、『これをなんとか残してあげよう』とばかり、

ハンカチや布切れに染めて、

『ど~お?』と自分で満足していたけれど、

幼い子どもたちは、

この色水を作って、そして眺めるだけで充分だったのだろうと

今になって思います。

淡い桃色。

こちらは、本日の英会話デザートに使う、

桃のコンポートを作ったときの副産物。

ほんのり桃の香りがします。

スパークリングワインなどで割ると美味しそうです。

眺めるだけでもうっとり。。。でもやっぱり眺めるだけじゃ物足りない。

欲張りな私でした (^_^;)

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